ヨコドリパーカ・サンプル

ヨコドリパーカ・サンプルヨコドリスウェットを作ってヨコドリプルオーバーパーカを製作しないわけにはいきませんよね。スウェットの時には説明ができていなかった縫製仕様について少し説明させてください。アメリカのメーカーが作り上げた匿名的なデザインでありますこのヨコドリのガ−メントデザインですがとても理にかなっていると思います。着丈は縮みずらいですが身幅は縮みやすいので左右の脇下の横胴はフライス素材を当て込んでストレッチ性を上げ横方向の縮み対して寛容であるような組合せを実現しさらにフライスを2枚重ねて使用することにより耐久性もあげていると言えます。今回ループウィラ−ではオリジナルのヨコドリは肩をはがずに輪取りしていますが(前身頃と後身頃が繋がっていて首回りを丸くくり抜くパターン)肩線で前身頃と後身頃をはぎ合わせて縫製する手法をとっています。そうすることにより肩の傾斜に対してのフィット感がアップしかつアームホールの取り回しが楽になるからです。両サイドのフライス生地は2重使いはもちろんのこと縫製にフラットシーマを使用しています。その他の部位の縫製使用は2本針を主体として縫製しています。サイズ感はちびシリーズを基本としていますが着丈を今までより少し長めにしています。パーカですがフードのスピンドルが通る穴をいつもは通称「ネムリ」と呼んでいる穴かがりをしていますが、このモデルはハトメを使用してスピンドルを通すのをやめています。来年の1月にはリリースしたいと思っていますが無地ではなく何かグラッフィックをプリントしたプロダクトにしたと思っています。詳しく決まったらまたお知らせいたします。@鈴木さとし/Satoshi Suzuki

ヨコドリスウェット・サンプル

ヨコドリスウェット・サンプルヨコドリスウェットのサンプルを製作しました。来年に向けてのファーストサンプルですがまずはスウェットとなります。素材はLWライトを使用しています。前身頃と後身頃を吊り裏毛の地の目を横方向に裁断する手法=ヨコドリで製作しています。ヨコドリと言えばアメリカのメーカーが生みの親です。僕の手元におそらく1960年代後半であろうと思われるコットン100%のアメリカのメーカー製ヨコドリの古着があります。したがって少なくともその頃からは量産されていたのだろうと思います。資料などではそれ以前から製作されていたと記述もありますが私的にモノ自体を確認できていないのでヨコドリの1stモデルがいつであったのかのナゾは今後の研究課題としたいと思っています。アメリカのメーカーのヨコドリが活躍したのは同社が吊り裏毛でのプロダクト生産の幕を引き大量生産に向いシンカー機を使用し、かつコットン100%ではなく例のポリエステルを5〜7%混入させたコットン・ポリエステル紡績糸で裏毛を編み出した時期と一致するのではないかと言えます。いわゆる70年代に入ってからのアメリカ西海岸文化が日本を席巻する頃のプロダクトであるわけです。来年は少し70年代チックなテイストと申しましょうか。ちょいっと「GOWEST」な雰囲気を醸し出せたらいいなとも思っています。そんなこともありまして今一度ヨコドリスウェットを製作してみようと思ったわけです。 @鈴木さとし / Satoshi Suzuki

スタジャンブラック

スタジャンブラックスタジャンの3番目です!これも今年の新色といいましょうか新しい組合せのカラーとなりますブラック×ホワイトレザーです。衿、袖、裾の横編み付属はブラックをベースに細いホワイトラインが2本編み込まれます。左胸のLWシニ−ルがオフホワイトフェルトにブラック糸でさがら刺繍をしています。左袖のナンバーリングシニ−ルはブラックフェルトにオフホワイトとブラック糸でさがら刺繍をして右袖口のLWマークシニ−ルはオフホワイトのフェルトにブラックとオフホワイトの糸でのさがら刺繍となります。後身頃右裾のloopwheeler筆記体ロゴマークはブラック糸でチェーンステッチ刺繍をしています。ビームス+でブラック×ブラックのタイプを製作しましたのでループウィラ−オリジナルバージョンではブラック×ホワイトレザーバージョンを製作してみました。予想以上に大人な雰囲気がして良い感じになったかと思います。これにて3カラーバリエーションが全て登場ということになりますが、いずれも昨年のモデルから基本を継承しつつカラーの組合せやシニ−ルの追加などを含めて少しエボリューションしています。くり返しますが11/2金曜日からの販売開始で販売価格が税込73,500円となりサイズはS〜Lまでの3サイズ展開となります。メルトンとレザーのスタジャンに比べてかなり軽量ですから着ていてあまり重さを感じないのがこのスタジャンの良いところでしょうか。全てナンバーシニ−ルの数字が違いますのでオンリーワンなプロダクトを感じていただけるのではと思います。御興味を持ってくださるお客さまはお早めに御来店してチェックしていただけましたらと思います。どうぞよろしくお願いします。@鈴木さとし / Satoshi Suzuki

スタジャングレー

スタジャングレースタジャンの2番目は今年の新色グレーメランジ×ホワイトレザーとなります。素材ならびに縫製仕様はマリン×ホワイトレザーと同じとなります。もちろん販売日も価格も同じです。衿、袖口、裾の横編み付属ですがべースがグレーミックスで濃いグレーミックスの細いラインの間に太めのホワイトラインが編み込まれます。左胸のLWシニ−ルはオフホワイトのフェルトにネイビー糸でさがら刺繍をしています。左袖のナンバリングシニ−ルはミックスグレーのフェルトにオフホワイトとネイビーの糸でさがら刺繍をしています。右袖口のLWマークシニ−ルもミックスグレーのフエルトにネイビーとオフホワイトの糸でさがら刺繍しています。後身頃右裾のloopwheeler筆記体ロゴはオフホワイト糸でチェーンステッチ刺繍をしています。グレー、ホワイト、ネイビーといったカラーリングですから全体的にかなり爽やかな感がするのとわりとスウェットで製作したプロダクトらしいというのも何ですが、かなり雰囲気でていると思います。かっこうよいのではないでしょうか。@鈴木さとし / Satoshi Suzuki

スタジャンマリン

スタジャンマリンスタジアムジャンバール−プウィラ−バージョンができあがりました。3カラーありますがまずは一番オーセンティックなカラーでありますマリン×ホワイトレザーのタイプを御紹介します。11/2金曜日からの販売開始で販売価格は税込73,500円となります。サイズはS〜Lまでの3サイズ展開となります。素材はLWベーシック吊り裏毛を身頃に使用し裏地には中綿入キルティング素材を身頃、袖裏ともに縫製しています。衿、袖口、裾は横編みの付属となりますがベースがネイビーで細めのホワイトラインの間に太めイエローゴールドラインが入ります。両袖とポケット口にホワイトレザーを使用していますが、袖の内側部分はレザーをパンチング加工したものを使用しています。左胸にオフホワイトのフェルトにネイビーの糸でLWシニ−ルを左袖にネイビーのフェルトにオフホワイトとネイビーの糸でナンバリングシニ−ルをとりつけています。もちろんナンバーは全て違います。後身頃右裾にloopwheeler筆記体ロゴをネイビー糸でチェーンステッチ刺繍しています。ここまでは昨年のシニ−ルと同じですが今年は右袖口にLWマークシニ−ルを加えています。オフホワイトのフェルトにネイビーとオフホワイト糸でサガラ刺繍をしています。このプロダクトも丸和繊維工業の東京ファクトリーで一枚一枚気持を込めて縫製しています。昨年に引き続きメイド・イン・トウキョウ・プロジェクトですね。昨年の人気カラーでしたのでお買いのがしたお客さまもいらっしゃるかと思いますので早めにチェックしていただけましたらと思います。@鈴木さとし / Satoshi Suzuki