レディスちびジップパーカの新作のサンプルが出来上がりました。今までセットインのパターンで生産してきましたが、今回はラグランスリーブにしています。肩から二の腕あたりのシルエットがより綺麗に自然に見えるかと思います。ファスナーはエクセラダブルジップにアップグレードしました。ファスナーのサイズを今までの金属5サイズより細いエクセラ3というサイズのものにしてみました。より繊細でキラキラとして、少し女性らしい感じになったかと思います。ガ−メントサイズは従来のセットインと変わらずにXSとSの2サイズの展開を考えています。ラグランのパターンですから少し動きやすく肩まわりが楽な感じになるかと思います。素材はダンくんパーカと同様にLWライトから少し厚めのLWミドルに変更してみました。新しい定番になるようなそんなプロダクトになりそうです。カラーはグレーメランジ、マリン、オフホワイト、フォレストグリーンの4色を予定しています。またメンズちびジップパーカも同様にラグランスリーブのものを作ろうかと思っています。こちらは素材とカラーはレディスと同じですが、ファスナーは従来と同じの金属シルバーの5サイズのダブルジップタイプの使用を考えています。7月20日頃を目標に販売ができればなと思って現在進行中です。セットインタイプのちびジップパーカをお持ちのお客さまも、こいつをもう1枚ワードローブの中に加えていただけたら嬉しく思います。これから夏本番ですがエアコンがんがんの中だと、ちょい助かるアイテムかと思います。お楽しみにしていただけましたらと思います。@鈴木さとし
Licca×Loopwheeler
LICCAちゃんの続報です。グラッフィックができあがりました。「lifeless lifelike」です。命がないのだけど、命があるような、そんな意味です。リカちゃんをずっと眺めていると不思議な気持になります。動くわけでもなく、表情をかえるわけでもなく、もちろんお話してくれるわけでもありません。でもなんだかすぅーっと引込まれるような一種アブナイ感覚を覚えます。江戸時代に作られた人形などには、まさしく命が宿っているような力感があるなどと表現さることがしばしばあるかと思います。ループウィラ−のスウェットを着た彼女に命が宿っているかどうかはわかりません。もちろん人形師が全身全霊を込めて作るワンオフものと違い量産品なんですが、ただこれを見ていると何かを感じるのも事実です。眼に力があるからなのか、40年余り積重ねてきた歴史があるからなのかもしれません。(来年はリカちゃん生誕40周年だそうです)少し感情移入しているからかもしれません。(笑)ちょ〜っとアブナイ世界に入ってしまいましたが、そんなこともありlifeless lifelikeとしました。マリンのトートバッグは以前ループウィラ−で生産していたトートのリカちゃんバージョンです。グラッフィックも同様にGroovisionsの伊藤さんに作ってもらったものをそのまま使用させていただきました。裏面はテーププリントではなく今回のコラボを記念するようなロゴタイプにしようと思っています。リカちゃんサイズに合わせ出力した紙を張り付けただけですがけっこうカワイイです。スウェットの後身右裾にはお約束のLWマークを入れようかと思っています。はたして米粒のようなプリントが上手く刷れるのか心配ですが、タカラトミ−さんの技術ならそれも可能のようです。次回は実際にプリントしたものをお見せできるかと思います。ボトムなんですがスウェットパンツにしようかと思いましたが、デニムのスカートがとってもいい感じでしたのでこれでいこうと思っています。ブーツはレッドウィングタイプのエンジニアブーツにしたかったのですが、コストの問題で断念しなければならないようです。@鈴木さとし
LOOPWHEELER×BEAMS+
LOOPWHEELER×BEAMS+のスタンダードプロダクトの第3弾はプルオーバーパーカです。素材の組織は同じ14/-×30/-CM×7/-を用いて吊り編み機で裏毛を編んだものを使っていますが、裏面を起毛しています。これはLWの国内では初めてのものとなります。ご存知のかたも多いかと思いますが、起毛には染色する前の生機の段階で起毛機にかける先起毛と染色後に起毛機にかける後起毛があります。その特性は一長一短なんです。起毛機は生地をローラーで引っぱりながら赤鬼さんがもっているようなトゲトゲのついた棍棒のようなローラーで生地表面を引っかいてゆくのですが、その時に生地がかなりの力によって引っ張られるので約10〜15%近く伸びてしまいます。生機の状態の1反の長さが20メーターだとしたら、起毛した後は21〜21.5メータくらいに生地が長くなってしまうわけです。もうお気ずきかと思いますが伸びたものは縮むのは自然の摂理ですので、お洗濯をすると7cmも8cmも縮むことになるわけです。なので後起毛をすると皆さんの手に渡ってから、家でお洗濯をするとびっくりするぐらい縮んでしまいます。先起毛であれば起毛後に染色になりますのでそこで伸びた生地が縮んでくれるわけで、生地の安定性が普通にもどるというわけです。しかしながらせっかくほんわり起毛したものが染色加工によって、そのバルキー感が失われてしまい、しなっとねてしまいます。先か後かの選択は、そこをどう考えるかが作り手側の考えの表れかと思います。LWとしては、やはり先起毛を選択します。表面感より安定性をとるということです。デザインは変型ラグランスリーブで切替が袖下まで伸びた仕様としています。ポケットは少し曲線を持たせたカンガルーポケットで、両V2枚ハギで3本針振りミシンで上からたたいています。フラットシーマーは使用せず2本針裏振りミシンを主体に縫製しています。袖口のフライスはスクエアではなくバイアスにカットしています。3デザインともにビームスプラスらしいアメリカンな王道な感じなってきたかと思います。起毛なしの2デザインより少し遅れた販売開始となるかと思います。詳しくはまた御報告できるかと思います。@鈴木さとし
Tipo_WorksT
ネコパブリッシングが発刊している車本「Tipo」との共同企画ものTシャツのグラッフィックです。画像はそのテストプリントです。Tipoが主催するオーバーヒート・ミーティングというイベントが7/16日曜日、岡山国際サーキットで開催されます。そこで同社のスッタフが現場で着用するTシャツを製作してほしいとの依頼を受けましてのお仕事です。現在LWショップではプライベイターTシャツを販売しているので、折角のオフィシャルなお話ですからワークスTシャツを作ろうかと。同ミーティングをスポンサードしているメーカーの正規ロゴを使用できるまたとない機会かと思い、単刀直入にスポンサーTシャツ的なるものとすることにしました。コーンズ、ミシュラン、ボッシュ、ブリジストン、アドバン、ダンロップ、ファルケン、岡山国際サーキット、また同社が発刊している、ティーポ、カーマガジン、ロッソ、スクーデリア、J’sティーポなどなどのオフィシャルロゴを組み合せて、おまけとしてハイオクとプロトタイプをいれたあたりはご愛嬌ということでお願いします。車が好きな人にはたまらないものかと思います。スッタフ用をグレーメランジで生産する予定です。千駄ヶ谷店と福岡店でも販売をしてもよいよ〜とのことですので、販売バージョンはホワイトとマリンの2色展開でいこうかなと思っています。こちらのほうのテストプリントも進行していますので、出来上がりましたら画像をアップいたします。こういったオフィシャル企画ものは僕らがやりたいと思っても出来るものでもないですし、いわゆる機会があれば的なものかと思います。後でふりかえるとけっこうレアなTシャツとなるのではと思います。@鈴木さとし
DP2
今年もやります!ダンくんパーカ。昨年のバイシクルナビ×檀拓磨×ループウィラーで企画生産したものは、すごい人気で入手できなかったお客さまも多々いらっしゃるかと思います。かくいう私も買えませんでした。今年は題してダンくんパーカ2(社内呼称DP2です。)DP2は数々のバ−ジョンアップを計画しております。まずは素材をLWライトからLWミドルにしています。30/-×30/-×8/-の糸組み合せでゲージと吊り編み機の口径を変更して吊り裏毛を編んでいます。LWライトより少しヘビーウェイトで腰が強い感じです。ガーメントデザインはフード右側面にマジックテープ付ポケットを付けて、左袖にお馴染みの立体ポケット、後身頃の右にはもはやこの手のものの定番となってきた感があるガゼット付ポケット、左側にはファスナー付立体ポケットを配備してみました。昨年の反省としてフロントファスナーがフード上まで閉るようにしたために、ファスナー重量が重くなり頭が重たい感じがしたかと思いますので、今回はコストが上がってしまいますが、YKKの新製品でありますアルミ素材のルミナというファスナーをおごってみました。かなりの軽量化に成功しています。もちろん上にも下にも開閉するダブルジップタイプです。フロントだけでなく、左袖と後身頃のポケットのファスナーもルミナにしております。袖付のパターンはラグランタイプの変型バージョンとして、脇下を三角に切替えて、そこの素材をフライスにして腕の動きを楽にしています。これ・・・かなり気に入っております。とりわけフード右側面のポケットはかなりカッコかわいいかと。このポケットと後ろ身頃のファスナー付ポケットにグラッフィックを入れようと思っています。只今テストプリント中ですので、上がり次第、画像アップします。7月末には販売にこぎつけたいと考えていますのでお楽しみにしていただけましたらと思います。@鈴木さとし