いよいよあと2日となりました。5/13金曜~22日曜まで千駄ヶ谷店2FのLVSにて開催予定のLWKCG「ループウィラーxカイカドウxカーリーグラフ(mogno6)」のイベントのメインアイテムとなります、内田洋一朗氏と八木隆裕氏との胸熱コラボレーションによって出来上がったFUTURE VINTAGE茶筒を今日と明日に分けてご紹介したいと思います。まずは今回一番の大物「一貫目茶筒」となります。一貫目って、尺貫法での重さの単位ですが、キロ換算すると3.75kgとなるようです。八木くんが開化堂のアーカイブの中から着想し、4代目のお爺様が当時としては革新的な試みをしたと思われるブリキ茶筒に漆を塗るという技法を今回再現しています。一貫目という開化堂最大の茶筒に黒の漆を京都の開化堂さんがお世話になっている漆屋さんで加工をしていただきました。出来上がったものを福岡のCG内田くんのアトリエに送って金の塗料でラクガキしました。限定2筒です。先の画像とこちらは表裏というのも変ですが、通称「裏矢印」と呼んでいるものです。もうこの矢印は反則ではないかという言わんばかりに胸に刺さってきます。もうひとつの茶筒です。通称「Touch me lightly」と呼んでいるものです。漆の黒が漆黒というように深みと光沢のバランスがなんとも言えず、その上に描かれるゴールドがとても日本的かなと。僕は京都と江戸が交わっているようにも感じられて、クラシックなんだけど革新的な出来栄えではないかなと思っています。こちらは矢印も文字もぐるりと1周、描かれています。黒漆に金というのは、今回僕も体験してみて、とてもオーセンティックでありかつ先進的でもあるかなと感じています。今回お見せする茶筒の数々は、唯一無二のアートなんではないかなと思いますし世界中のどこに持っていっても誇れる出来栄えではないかなと。千駄ヶ谷LVSに見にいらしていただき、何か未来に続くものつくりを感じてもらえたら僕は嬉しいです。おそらく、八木くんも内田くんもそう思っていると思います。ループウィラー謹製のスウェット巾着、、、とても大きいです。。。なんか他のものを入れたくなってしまうような大きさですが、これに入れてさらに桐箱に入れてのお渡しとなります。このシリーズは会期終了後のお渡しになることをご容赦いただけましたらと思います。どうぞよろしくお願いします。@鈴木さとし