いよいよ来年2024年はループウィラーを始めて25周年となります。長かったようで短かったような、でもまだまだ25年、、、、100年続けるためにはどうしたら良いのだろうかと思案にふける日々を送っています。それでも毎日を精一杯やって、昨日より今日が少しでも前に進ようにと思い続けながら、今日も前に進んでいるというのが日常なんだと思います。25周年記念に何か記念になるスウェットをつくりたいと昨年あたりから考えておりました。カネキチ工業の南方社長にもずいぶんと相談にのってもらいました。そんな中でやはり最高峰の原綿を使用して、ループウィラーが糸から別注紡績して製作する、この世に同じものがない25周年記念スウェットを製作してみたいという思いがかたまりました。そして大正紡績さんにお伺いすることにしました。なぜかとい言いますと大正紡績さんにデッドストップのGIZA45が少しだけあると聞きつけたからです。噂どうりありました17年前に輸入されて半分ほど使用され200kgほど彼らの倉庫に保管されている代物です。GIZA45はGIZAの中でも最高峰とされている繊維長が36mm!!以上ある超長綿品種で、GIZA7とGIZA28の交配種で現在エジプトで栽培されている中では最古のギザ綿と呼ばれていますが、生産量はごく少数で需要に応じて出荷国が決まっているので、日本にはほとんど入ってきていません。そしてこの17年前に輸入されたGIZA45は、17年間良い感じに時を重ねているようでとても良いクオリティに熟成されているとのことでした。さてこれをどのようなレシピで糸にしてゆくかは、明日にでもお話しさせいただきますね。今日、明日と仕事すると5連休という方がほとんどではないかなと思います。お時間ございましたらご来店のほどどうぞよろしくお願いします。@鈴木さとし