今年はビートルズ来日40周年なのだそうです。さすがにリアルタイムでこのコンサートを聴きにいけたわけではありません。少年期のビートルズ体験として通称赤盤、青盤あたりでもちろん国内盤、それに中学の音楽会でクラス演奏したとか、ごくごく普通いやむしろ表層的な体験にすぎないのだと考えます。しかしながらそれから年齢を重ねる度に彼らの多くの楽曲を聴き楽しんだことは間違いのないことです。1990年中頃くらいから様々なものの本質に興味を強く持ち1つのことを深く掘下げることをするようになったころ、ちょうどメグロポリタンな仲間からオーディオという恐い世界に引込まれ録音されている音そのものを聴くようになり、またその録音を通してアーティストの心や魂、伝えたいこと表現したいことを聴くようになったことは僕の中での音楽というもののあり方を大きく変えたことと考えます。ビートルズには正直びっくりさせられました。決して熱狂的なビートルズマニアではないですが、アップルレーベルではないパーラフォンレーベルの初期プレスのオリジナル英国盤をアナログプレイヤーで聴くとビートルズってこういうことなのかと少しは理解できたような気もします。ここらあたりの初期プレスやら1stプレスのお話やらはボールドのオーディオ雲上人、レコード盤の達人立沢トオル氏がボールドのHPで語っているので御興味のあるかたはクリック!!クリックと2つほど読んでみてください。ここまで長い前置きおつきあいいただきありがとうございます!で画像のテストプリントのお話なんです。ビートルズが「ALLYOU NEED IS LOVE」でサンドイッチマンに扮しました。オリジナルは英語、仏語、独語、露語で「ALL YOU NEED IS LOVE」と書かれたボードを彼ら4人が胸と背中に括りつけて、今でいうプロモーションをしたわけです。そういえばサンドイッチマンという言葉自体はもう死んでいるのでしょうか?僕らが子供の頃はちんどんやと並んでけっこう街頭で見かけました。それも素晴しい手描き文字で製作されたボードを括りつけて。いまはTシャツがそれの代用をしているのかもしれませんね。この立沢トオル氏のラブ、フラワー、ピースシリーズ第一弾はこの看板を忠実に再現しています。ボディは、LW吊り天竺の7分袖Tシャツにしようと思っています。胸にNEED VOUS LOVE AMOR、左右の袖にフラワーをプリントします。8月中旬頃にはリリースしたいと思っていますのでしばしお待ちください。ビートルズが好きな人にはたまらないものになるかもですね。@鈴木さとし