昨夜はクロアチアFWの決定力不足に助けられた感もありますが、川口と中田ががっちり抱き合ったのが印象的でした。首の皮1枚つながったとはこのことですが、いずれにしても厳しい状態はなにも変わってないですね。「マイアミの奇跡」をもう一度ですが、得失点差ではかなりハードルが高いです。心が震えるような鳥肌がたつようなブラジル戦を切望しています。LOOPWHEELER×BEAMS+のスタンダードプロダクトの続報です。本生産用の吊り裏毛が出来上がりました。BEAMS+のもつ古き良きアメリカの匂いや空気感的なものを裏毛で表現しBEAMS+のスタンダードなプロダクトとして育っていくような素材を作ることを考えてみました。レシピとしては、表糸に14番単糸、中糸に30単のコーマ糸、裏糸に7番単糸を組み合せています。以前にもお話しましたが、表糸はなるべく太い糸を使用したかったので、ループウィラーのベーシック裏毛で使用している糸番手のざっと2倍ほど太い糸使用しています(過去最高です)。そのかわり裏糸はちょい細め。で今回の一番の肝は中糸にコーマ糸を使用したことです。表面に少しだけ影響を及し裏にはほとんど顔を出さない中糸ですのでカード糸で十分なのですが、生地を少しでも柔らかくしなやかにしようと思いコーマ糸を使用してみました。表糸が14番ですので、生地の目付け(重量)はLWベーシック素材よりも重くなってしまうことは明らかでそれに比例して生地もかたくなってしまいす。少しでも堅くなることを軽減するための手法としての中糸30/-コーマ糸が隠し味的に効いていると思います。画像はセットイン両Vスウェットの2ndサンプルです。ガーメントデザインにもBEAMS+らしさを表現しています。両Vは2枚接ぎで3本針振りミシンで上からたたいています。袖と裾のフライスをLWオリジナルよりも2cmほど長くしています。全体的に細めのパターンですが、着丈をちょい長めにしてみました。肩、袖下、脇、アームホールをフラットシーマで縫製しています。なかなか古き良きアメリカのおおらかな感じと日本のコンテンポラリーな部分とが程よい塩梅で融合したかなと思っています。このスウェットがBEAMS+のプロダクトの中では一番オーセンティックなアイテムになるかと思います。おそらく7月中旬くらいからの販売開始になるのではと思います。詳しくはまた御報告いたします。しばしお待ちいくださいませ。@鈴木さとし