1948年あたりから1952年くらいまで製造されていたUSAFフライングスーツ。想定温度域はINTERMEDIATE ZONE、マイナス10度からプラス10度まで。B-15A,B,C,Dとあるとされています。そして1965年上記の4タイプの在庫の衿を取り外して、MA-1のように衿に改造したものをB-15X(modified)と呼ばれているようですが、どのような理由でそうなったのかはいろいろな説があるようですね。今回、15周年の記念プロダクトとして、この人にたのむことにしました。プロトサンプルが出来上がりましたのでお知らせします。
米軍のフライトジャケットに使用されるナイロンツイルを再現するためにアメリカのDU PONT社から66ナイロン糸を取り寄せて日本で綾組織にしたオリジナル素材であること、中綿もウールのパイルをオリジナルで製作していること、いうまでもなく縫製は国内の工場で丁寧に縫製していること。そんなこともあり無理をいって製作をお願いしました。両袖下をLWライト吊り裏毛にしてもらったり、画像のようにモバイルポケットをつけてもらったりとしています。
衿ボアはムートンを使っています。
B-15Xよろしく衿をとりはずすとMA-1な感じとなります。今年はMA-1、要注目のアイテムですので、10月くらいは衿無しで使っていただき、寒くなったら衿を付けて使っていただくのがいいのかなと思ったりします。
衿はこんな感じでファスナーで。衿裏もLWライト吊り裏毛で作っていただけました。素晴らしいです。
プロトサンプルからかなり完成度ですので、ほぼこのまま現物化できるかなと思っています。カラーは画像のセージグリーンxグレーメランジとネイビーXグレーメランジの2カラー展開で、サイズはMARKAさんで言うところの0サイズから4サイズまでの5サイズ展開、自分は1サイズでフィッティングしていますので(ループウィラーは全てSサイズです)、ほぼほぼループウィラーサイズと同じでいけると思います。XLの方だけ、、、少し身幅がタイトに感じるかもしれません。ネイビーの色目は、ここで見てみてください(少し下のほうにスクロールですネ)。。。少し暗く写っているような気もしますが。。。そのあたりも加味して見てくださいね。販売価格は今のところ税込9万円後半で、リリース予定は7~8月あたりを考えております。けっこうなお値段ですが、B-15DにもMA-1にもなりますし、保温力もあり、かなり暖かいですので今年の冬にはスウェットの上にこれ着ていただけたら嬉しいなと。。。気になる方は、Shopスタッフまでご相談くださいね。あまり多くは作れませんので。。。。よろしくお願いします。@鈴木さとし