先々代のBegin編集長の光木拓也氏とは氏がモノマガジンに在籍していた頃からですので、もはや20年くらいのお付き合いになるでしょうか。新聞以外のメディアで初めて和歌山のカネキチ工業の取材に同行してくれたのがモノマガジン時代の光木さんでした。今や伝説となっている「スウェット聖書(バイブル)」monoマガジン2005年No.525号(手に入れられるようならぜひ!)で吊り編み機という編み機が一般のメディアに初めて掲載されました。それまでは吊り編み機の写真すら一般的には見ることができなかったと思います。WEBもまだまだ一般的ではなく。このLWニュースですら2004年に始めた当時はまだHTMLでUPしていました。そんな時代ですので、今のようにWEB検索でなんでも出てくる時代でななく情報と言えばアナログな時代。しかも吊り編み機はこの繊維業界でもごくわずかな人たちしか実物を見たことすらなく、仕事をするとなるとかなり珍しいタイプの人間しかいなかったかと思います。ひとことで言うとこの吊り編み機に「惚れた人」しかいなかったと思います。光木さんもそのうちの一人になってくれたんだと思います。そんな彼が愛情たっぷりに文春オンラインで語ってくれました。よかったらご一読いただけると嬉しく思います。そんな光木さんとLW25周年を記念して久しぶりにプロジェクトを進めています。秋くらいにはお披露目できるかなと思いますのでお楽しみにしていただけましたらと思います。@鈴木さとし