2022年の受注会までデニム吊天竺という名称でインディゴ20番手糸を4本引き揃えして吊天竺を編んでいました。昨年は糸の高騰と供給量の問題で生産ができなくなりました。さらに今年おいてはもうインディゴの糸が入手できないので、ご存じのようにインディゴウィラークルーの生産も今年が最後となっています。この4本引き揃えの編み立て技術はカネキチ工業の若き職人たちが新たに生み出した新しい技術ですので、これを何とか継続してゆきたいと強い思いがありました。この編み立て方法で糸番手を30番に変更して先染糸を使用して4本引き揃え吊天竺を編んでみました。なかなかいい感じで編み上がりましたので受注会でクライミングパンツを製作する予定です。お楽しみにしていただけましたらと思います。@鈴木さとし