今日も受注会用サンプルのお話です。マリンTOP杢糸をボーダー部分に使用して、ベースをオフホワイト先染糸にて編みたてたパネルボーダー吊り裏毛を使用しています。度目などはLWライト吊り裏毛を基準にしていますが、微妙に違いがあるかなってところです。パターンはLW290ハイジップフーディをベースにしてサンプルを製作してみました。
パネルボーダー吊り裏毛を編みたてること、マリンTOP杢糸を綿の段階から紡績すること、この2つのプロセスを実行しないとこの吊り裏毛はできないわけですが、いずれもそれなりに面倒で難易度が高い工程となります。
あたり前の話ですが、袖口のフライスもつくらないとなりません。
モバイルポケットはマリンTOP杢吊り裏毛を使用しています。ボーダーフーディの真打ちな感じと言ったらいいすぎかもしれませんが、私的にはすごく気に入っている1着となりました。@鈴木さとし