多彩なトリックやスキルに拘るのではな“くスケート”を文化として捉えるカルチャー・マガジン「スライダー」が12/7 (月)にめでたく創刊されます。出版元はネコ・パブリッシング。編集長はループウィラーとも親交深い圓角航太氏です。書籍の世界が厳しい昨今ですが、新しい船出をお祝いしたいと思います。現代のスケート文化はもちろんのこと、スケート草創期の1960年代、Zボーイズが台頭した1970年代、トニー・ホークやスティーブ・キャバレロに代表される1980年代、そしてストリートシーンが盛り上がった1990年代など、その時のヒストリーにスポットをあて、アート、ファッション、音楽、そしてエクイップメントなどこれまでのスケート・カルチャーを総合的に紹介するとのことです。かつてスケートに熱中した20代後半から40代までの人には懐かしく、そしていま現役でスケートを趣味とする人、またこれからスケートを始めようとする人には、今にはないオールドスクールな雰囲気の誌面がきっと新鮮に映るのではないでしょうか。ループウィラーとも親交があるRIPさんの写真集なんかも紹介されるようです。書店でみかけたら是非ご一読いただけましたらと思います。 @鈴木さとし / Satoshi Suzuki