梶原由景さんのご紹介で以前から親交がありますニューヨーク在住の佐久間裕美子さんが「古いやり方を維持するということ」でループウィラーのことをお話してくださってます。お時間あればご一読いただけると嬉しく思います。LWの少し前に出てくる久留米絣のお話は、ループウィラー卒業生の中村芳希くんのところと思います。僕のパンツの定番はリーバイス501ZXXで(ほぼ毎日履いてる)中でも旧いヤツは、当然コーンミルズ社のヴィンテージデニムだったわけで、佐久間さんの言うところの「imperfectly perfect」(不完全さにある完璧)が吊り編み機で編み上げるループウィラーの素材にも通じるものがあって自分の肌感にしっくりくるのだなと思いました。日本語でいうところの「侘び寂び」が吊り編み機で編まれた素材に内包されているんだということを改めて再認識したし、言葉の世界に生きている人はやはりそれを端的に表すことができてすごいなと思いました。佐久間さんありがとうございます!ループウィラーはスウェットをつくることで、言葉で表現できないものを伝えられたらいいなとあらためて思いましたし、不完全な吊り編み機で、少しでも完全に近いものを、、、と思ってやってるわけだから狂気の世界に入り込んでいくんだろなと。それがループウィラーが吊り編み機の力をベースに独特の味を出すことの肝になっているんだなと確信した次第です。さらに精進します。。。@鈴木さとし