ギルサンズスウェット

ギルサンズスウェット7月にリリースをして大好評でしたギルサンズスウェットの追加ロットが入荷します。ご予約をしてくださっているお客様ながらくお待たせいたしました。こちらも9/22土曜日からの販売開始で販売価格は税込15,750円となります。カラーはグレーメランジ、マリン、サックスの3カラー展開でサイズはカラーにもよりますがXS〜Lまでの4サイズ展開となります。素材はLWライトを使用して前ガゼット付のセットインスリーブで少し短丈なパターンとなります。このGILL SANSはやはり立沢トオル氏のグラッフィックの良さにつきるのだと思います。エリック・ギルことArtur Eric Rowton Gill(1882-1940)への敬意を表してのグラッフィックとなるわけですがループウィラ−初期の頃から胸、両腕へのタイポグラフィプリントを1つのスタイルとして継続してきました。今やLWの1つのスタンダードとなっています。初めての方に少しエリック・ギルとギルサンズの説明です。左袖はご存知の方も多いかと思いますがロンドンチューブでお見かけするマークです。これは1916年に発表されたアンダーグラウンド・サン・セリフ、ロンドン地下鉄書体(London Underground Type)でエリックの先生でもあるエドワード・ジョンストンが制作したものとなります。そして大きな影響を受け1928年にエリック・ギルによりイギリスではもっとも使用頻度の高いディスプレイ書体といわれる「ギル・サン」のフォントが生み出されました。詳しくは1928年に「Gill sans series 231」として公開され、スタンレーモリソンの依頼によりモノタイプ社から1930年に「Gill Sans」として販売されることになったのが事実です。制作されてから80年近くなるというのに合理的かつ人間的な感じがするとても魅力のある書体だと僕は思います。とてもオールドスタイルですがコンテンポラリーに感じるのはループウィラ−と同じ匂いがするのではないかと感じます。週末は3連休の方もいらっしゃるかと思いますがお時間ございましたら御来店のほどよろしくお願いします。 @鈴木さとし / Satoshi Suzuki