今秋冬のヨコドリシリーズ、プルオーバーパーカのサンプルです。なんだかこれが一番しっくりくるといいましょうか。14番吊り裏毛の風合いとその重さのバランス感が着用するとちょうどいい感じに思えます。米国で製作された50年代後半から60年代中盤くらいまでのコットン100%のヴィンテージに近い雰囲気がするのではないでしょうか。そのあたりのスウェットやパーカはスポーツウェアから、アイビーリーガー御用達のマストアイテムとして大学キャンパス内で着られる機会も増え、カジュアルウェアとしての完成度がかなり高くなったように思います。それ以降70年代に入ってしまうとコットン100%でなくなってしまったり、パターンがざっくりとしすぎてしまったりと、ヴィンテージと呼ぶには相応しくないスウェットやパーカが数多く生産されたのも事実だと思っています。先のヨコドリスウェットとこのヨコドリパーカは、この14番吊り裏毛の素材とヨコドリパターンのコンビネーションの妙を楽しんでもらえたら、嬉しいなと思っています。@鈴木さとし / Satoshi Suzuki
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