今年はプリントでボーダーを表現したTシャツを製作しようと思っています。本来、吊り編み機ではボ−ダーを編むことはできません。編機がそういう構造になっていないからです。ボーダーを編むためには色糸を切り替えてゆく為の切替装置が必要となります。和田メリヤスさんでは研究と改造をかさねて吊り編機に独自のパーツを追加してボーダーが編めるようになっています。過去ループウィラーでも吊り裏毛ボーダーのスウェットやパーカ、吊り天竺ボーダーでTシャツを製作してきましたのでお持ちの方も多いのではと思います。しかしながら今年は編み立てではなく、ボーダーをプリントしたTシャツを製作します。画像はロングスリーブ用にテストプリントしたものです。グレーメランジに薄くのばしたホワイトインクでテストプリントしたもの、ホワイトにブルーインクを染み込ませたもの、ホワイトにグレーインクを染み込ませたものです。ほぼこんな感じでいこう思ってます。サンプルを製作していますので出来上がったらまたお知らせいたします。 @鈴木さとし / Satoshi Suzuki