フラワーテストプリント

フラワーテストプリント立沢トオル氏のラブ・フラワー・ピースの3部作の第2弾「フラワー」です。今回の3部作は、ヒッピーフラワーチルドレンなどウエストコースト・カルチャーからの引用です。60年代中盤から花咲いたそれらのムーブメントは文化や政治や時代を色濃く反映させ増殖し変化したといえます。アメリカという歴史的に浅い超大国だからこそ色々な矛盾、そして希望と挫折を抱え奥行きのある風俗文化が当時生まれたのではないだろうかと僕も思います。今の時代が良くなったのか悪くなったのか変わらないのか?はたしてどうなんだろうと考えることが多い昨今です。良くなったと言いたいし、これからもっと良くなると思いたいし、そう実感もしたいと思います。そうなることは僕ら自身にかかわっているだろうし、僕らの日常をどうしてゆくかということなのだと思います。40年後に今の子供達が僕らの年齢になり、今の時代をどうとらえるかはわかりませんが、何か心に残るものがあったら幸いかと思います。このグラッフィックはレディス・ナロースウェットにプリントする予定です。メンズのお客さま・・ごめんなさい。胸全面にフラワーのグラッフィック、左右の袖にタイポグラフィをプリントします。プリント手法を少し地味派手にしています。まずはボディ同色のラバーインクでプリントし、その上からクリアーインクでプリントしてさらにプレスをかけて光沢をだしています。角度を変えてみるとプリントの表情が変わるあたりが面白いと思います。ボディはグレーメランジ、マリン、クリーム、スカーレットの4色でいこうかと。けっこうステキなレディス・ナロースウェットになると思います。8月の後半には販売したいと思っております。女性のお客さま!お楽しみにしていただけましたらと思います。 @鈴木さとし