コットン・カシミアの吊り裏毛の試編が出来上がりました。ビームスプラスの受注会に展示したものは表糸と裏糸にカシミア100%の糸を使用して中糸は綿100%の超長綿を使用して編み上げたものですが、これは表糸と中糸にスノーグレーのTOP糸を使用して裏糸のみカシミア100%の糸を使って吊り編み機で編み上げたものです。なかなか繊細な技術がいるのですが、さすがカネキチ工業さんの技術のたまものだと思っています。表からみると普通の裏毛のように見えますが、裏を触るとやはりそこはカシミア！気持いいです。表糸と中糸に40/2の糸を使用しましたのでベーシック吊り裏毛よりもすこしシャリ感がでているかと思います。今までにない独特の風合になりました。ぱっとみ普通、実はすごいといったところでしょうか。この生地を使用してスウェット、パーカ、パンツのサンプルを作ろうと思っています。とりわけパンツはその着用感がいまから楽しみでなりませんが、生地を多く使用しますからコストが心配です。はたして売り物になるのだろうか？などと考え込んでしまっていますがかなり楽しみです。ポイントは家庭洗濯が出来るかどうかだと考えています。洗濯機のドライモードでお洗濯できるようならかなり使える1枚になるかと思います。グラッフィックもプリントできますし、無地でも存在感ありますしあれこれと思案をめぐらせているところです。サンプルが上がってきましたらまたお知らせします。＠鈴木さとし
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