カネキチ工業インディゴルーム

kakuri_1.jpg この前、青森藍のお話をさせていただきましたが、今日は和歌山インディゴです。まだ少し道程は長い感じもしますが、折れずに編みたてトライしています。カネキチ工業さんの工場内にビニールハウスのような、インディゴルームを製作です。インディゴ染糸や藍染糸を編み立てると風綿と言って、吊り編み機の回転とともに空気中に青く染まった、ほとんど目に見えない綿毛が舞って、生成糸で編みたてている他の吊り編み機に飛び火するがの如く、生地の編み目に入り込んでしまます。そういった現象を防ぐために、このように隔離ルームをつくって他の吊り編みものに影響をあたえないようにしています。
kakuri_2.jpgけっこう、繊細で、気をつかう仕事だと思います。カネキチのみなさん、本当にお疲れ様です。
kakuri_3.jpg強制的に吸い込む装置もあります。けっこう動物的でカワイイ感じですね。少し先の話ですが、2/19水曜~20木曜の2日間、千駄ケ谷、大阪、福岡ともに臨時休業をいただく予定です。スタッフ全員で、カネキチ工業さんへ研修にお邪魔することにしました。もどってきたら、みなさんへ少しでも吊り編み現場のアツイ雰囲気をお伝えできたらという思いがあります。いろんな質問をいつものスタッフにしていただけましたらと思います。話はかわりますが雑誌PenのWEBで取材をしていただきました。お時間あるときにでも、見ていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。@鈴木さとし