久しぶりに和歌山はカネキチ工業さんに行ってきました。吊り編み機は元気にクルクル回って秋冬の裏毛の生産全開な感じですね。幾人かのお客さんをお連れして打合せをしてきたわけですが南方社長以下みなさんに御世話になりました。とりわけ工場長の立花さんはいつも以上に皆にいろいろな説明を一生懸命していただき本当にありがとうございました。やはり氏のような方の存在が工場現場をささえ動かしているのだろうと思いますしとりわけ長年つちかわれた吊り編み機を調整してゆく職人技こそ次世代に伝えていくことなのだろうと思います。立花さん!よろしくお願いします。今年もカシミア100%シリーズは継続して行おうと思っています。カシミア100%2/52を使用したものカシミア100%-/26を使用したものは昨年と同じ糸使いでやろうかと思っていますが表コットン裏カシミア100%(このところ何件かのアパレルで真似されていたりもしますが)昨年のものとは糸使いを変更して新しい生地を編み立てようと思っています。試験反が編み上がったらまたお知らせしますがなかなか良いものができるのではと思っています。LWベーシックやLWライトの王道であるコットン100%のものばかりでなくカシミアやスイスコットンなど今までカネキチ工業さんでも編んだことがない素材を開発してきたここ3年ほどですがさらなる進化を求めて今後もいろいろな糸やその組合せの妙みたいなものにトライしてゆきたいと思っています。それによってカネキチ工業さんの技術やノウハウが少しでも向上していったら幸いかなと考えます。 @鈴木さとし / Satoshi Suzuki