2017年6月受注会の準備に昨年からとりかかっているわけですが、今回どうしてもカシミア100%吊り裏毛でスウェットを製作してみたかったので、いろいろなカシミア100%糸で試験編みをしてきました。その都度、カネキチ工業の南方氏にはご苦労をかけてきました。あらためましてありがとうございます!おかげで良いものができそうですね。画像は2月にカネキチさんへお邪魔して、カシミア100の最終の試編みをしていただいてるところです。画像でわかるかと思いますが、下の方カットして、お湯でボイルしてドライヤーで乾かしたものが上の画像になります。現場で編み立てていただいたものをただちにチェックする方法の一つです。お湯でボイルしないと編んだだけの状態では柔らかさや厚みなど実際に使う現物と少し違うからです。こうして試編みを繰り返して、ちょうど良い塩梅のところで仕様を決めてゆきます。今回のカシミア100%はウールウィラーの延長線上にあるてっぺんを思い描いて製作しています。今月末に最終仕様のテスト生地が出来上がる予定ですので、いい感じで上がっていたら受注会用にスウェットの試作に取りかかりたいと思います。かなりの高額のスウェットになることは間違えないですが、できましたら6月の受注会でお披露目をしたいと思っています。お楽しみにしていただけましたらと思います。@鈴木さとし