ガゼット・ラグラン新パターン

ガゼット・ラグラン新パターンLWライトないしはLWミドルを使用するスウェットの仕様とサイズの見直しをしています。とっても地味で面倒な作業なんですが、サンプル製作して洗ってパターン修正してという作業のくりかえしです。ヨーロッパのとあるメーカーで最新のプロダクトは最良のものであるという件がありますが、ぱっと見は同じでどこが変わったのかわかない風ではありますが、確実に改良改善されているのがいいと思います。定番とかスタンダードって変わらないものと解釈されがちですが、実はそうではない部分が多くあると思います。変わっていないように見せて見えないところで変えていたり進化していたりと・・・上手いと思います。変わらないことの安心感や信頼性をきちんともたせつつ、良い方向へ変わっていくことはとても大切なことだと思います。しかしながら人がやることですので、たまに改悪?になる時もありますが・・。そうならないようにがんばります〜。さて画像は脇下にフライスのガゼットがつく変型ラグランスリーブの修正サンプルです。最近ではピープルズパワー・スウェットのべースとして使用しました。次なるは裏毛ボーダーのパターンとその無地バージョンに使用しようと考えています。そんなこともあり、袖の縫製の仕様を2本針ミシンで少しシンプルにすっきりとなるように変更してみました。ボーダーの柄合わせの作業環境や上がりの完成度を考えるとこちらのほうが良いかなと思います。これをもとにボーダーの1stサンプルをこれから製作する予定です。しばしお楽しみにお待ちしてくださればと思います。 @鈴木さとし

先染吊り天竺ボーダー

先染吊り天竺ボーダー先染め吊り裏毛ボーダーに続いては先染め吊り天竺ボーダーの試編み生地の登場です。これも裏毛同様にかなり高度なテクニックをもちいないとできないものとなります。こういったピッチを持つボーダーはノーマルの吊り編み機では編みたてることが不可能なのです。裏毛ボーダー同様に和田メリヤスさんの和田社長の技術とアイディアの賜物だと思います。今回は3色使っています。ホワイト×ブラック×グレーメランジです。それぞれ31ミリの均等ピッチのリピートをしています。何故にノーマルの吊り編み機ではこういったピッチのボーダーが編めないかといいますと、仮に1段(LWショップにある編み機がぐるりと一回転することによって編める長さ)=1ミリとします。そうすると31段編んで31ミリのホワイト部分ができあがります。次の32段目からブラックの糸を挿入していかないとカラーが変わらないですから、ここに機械的な装置を装備してホワイト糸をストップしてブラックの糸を出していく作業をしないとならないのです。現代の編み機は当然のごとくコンピュータで制御された装置が装備されていますので、物理的に可能であればどのようなピッチでも再現が可能になります。ですが、吊り編み機の時代にはそのようなものは存在するわけもなくボーダーの生地というものを編みたてることは不可能でした。そこで和田さんは知恵をしぼり自作で糸を切り替える装置を作ってしまったわけです。アイディアもさることながら、氏のこのような機械を作ってしまう器用さには脱帽です。長袖のTシャツと半袖のポケットTシャツのサンプルをこれから製作しようと思っています。 @鈴木さとし

ナローJK

ナローJKナローJKの改良版です。中目黒時代にリリースしたものを少し見直しして今回はLWミドルを使用して生産しようと思っています。ファスナーはいつものごとく上下に開く逆開のファスナーを使用して左右には箱ポケットをつけています。衿、袖口、裾にはフライスを使用しています。このところこういったプレーンなジップアップジャケットのものをリリースしていませんでしたので、多くのお客さまから御要望があり来年に向けて生産することにしました。ジップパーカもいいですが、フードが邪魔になる時もあります。とりわけ車を真面目に運転(真面目っていったいなんなの?ってところもありますが・・・まっ真剣にということですわ)している時は邪魔です。サイズ的にはちびジップパーカシリーズより少しゆるいい感じですが、基本は短丈でナローなシルエットです。縫製仕様は二本針を主体にどちらかというとすっきりした感じの仕様としています。フラットシーマも良いですが、二本針ですっきりシンプルに縫製をするのも好感がもてる思います。ボディカラーはグレーメランジ、フォレストグリーン、オフホワイトの3カラーを考えています。サイズはXS〜XLの5サイズ展開の予定です。2007年早々には販売できればと思っています。しばしお待ちいただけましたらと思います。 @鈴木さとし

THE PRO FOR RACING ONLY

THE PRO FOR RACING ONLY「THE PRO FOR RACING ONLY」のテストプリントです。グラッフィックデザインはお馴染みボールドの立沢トオル先生です。過去にバンザイペイント名義でスウェットをリリースしていますが、ループウィラーで使用するのは初めてです。これを見てニヤっとくるかたは、かなりのマウンテンバイク通かと思います。来年はマウンテンバイクやロードバイクを基軸としたプロダクトやグラッフィックが多くなる予定です。まだまだ言えないことが多くてまどろっこしいところでもありますが、いろいろな活動をしてゆく予定ですのでお楽しみにしていただけましたらと思います。画像のテストプリントですが胸に「THE PRO FOR RACING ONLY」背中に「WE DON’T QUIT WHEN THE OTHERS GO HOME」右袖に「F.R.O.ACCU TRAX Traditional Racer friendly Frame design answer accu-trax fork&computer-bent one-piece tail」左袖に「John,Chris Herting & Frank F.T.W Wadelton 1985 Southern California」と立沢氏が作り上げたといっても過言でないグラッフィック・フォーマットでプリントをする予定です。ボディですが、「LOVE 7分袖Tシャツ」のパターンを見直しています。着丈を少し短く、袖巾を少し狭くしたパターンで現在1stサンプルを製作中です。まずは新7分袖Tシャツでいこうと思っています。ボディカラーはホワイトにネイビーのプリント、マリンにホワイトのプリント、ブラックにグレーのプリント、グレーメランジにブラックのプリントと4カラー展開でリリースは来年1月初旬を予定しています。また先の先染ボーダーの生地で製作する予定のパーカなどにも使用する予定です。ボーダーの無地もいいですが、ボーダーにプリントがのっかっているのもけっこう好きです。 @鈴木さとし

ラインパンツ

ラインパンツラインJKに続きましてラインパンツも入荷いたします。こちらも11/26日曜日からの販売開始で販売価格は税込18,900円となります。カラーはマリンにホワイトライン、ブラックにホワイトラインの2色展開の予定でしたがラインJKと同じくブラックの生地に少し問題が発生してしまい、こちらはマリンのみでXS〜XLまでの5サイズになります。ブラックは1枚も生産できずに本当にごめんなさいです。左右にポケットがつきます。コンシールファスナーという細いもので着用した時にあまり違和感のないようにしています。カラーはここもホワイトにしています。パンツ裾ですがラインの後側に3ビスロンファスナーを付け開閉できるようにしています。左の太モモの上あたりに王冠マークのプリントをホワイトの1色刷りでしています。この王冠マークもクラッシックなイタリアンロードに精通している人には思わずニヤリなマークかと思います。パターンは基本はストレートですが少しフレア気味でかなり足が長く見えるように製作したつもりです。履くとけっこうカッコ良いかと思いますので、是非とも試着をしていただけましたらと思います。自転車に乗られる時はお手数ですがストラップバンドで止めてください。サッカーなんかにもけえっこう使えるかと思いますし、最近石川兄貴周辺で流行りのテニスなんかにもいいかなと思います。マリンのラインJKとセットアップで着ていただくもよし、パンツ単体で履いていただくもよしかと思います。御来店お待ちしております! @鈴木さとし