武蔵野美術大学片山ゼミ9期生と最終授業

Wonderwall 片山正通氏が教授を務める武蔵野美術大学、空間デザイン学科片山ゼミナールの授業のお手伝いをさせていただいておりましたが、いよいよ最終授業が終了しました。テーマは「LOOPWHEELERが表参道にお店を作ったら、それはどんなお店か」という題目でゼミ生から20分の一のShop模型でプレゼンしてもらいました。どれもとてもユニークで興味深く、僕自身も多くの学びをすることができたかなと思っています。そしてでた結論は最初は出来なくとも、アドバイスを真摯に受け止め、愚直に努力することの大切さを改めまして考えさせられた次第であります。最終講評としてループウィラーとして表参道店を実際につくるとしたらこれをベースにさらに詰めてゆこうと決めたプレゼンは中川くんのデザインスタディです。グレーとブルーのファサード。。。見えづらいですが、ドアにもちゃんとLOOPWHEELERロゴが入っているという緻密さです。こういうとこ大事ですね。1Fには吊り編機を見ながらゆっくりと会話ができるスペースがあります。とても良い考え方かと思います。2Fですね。。。少しコンセプトが詰め切れてないところがありますかね。。。。もう少し秘密の小部屋みたいな仕掛けや、コーヒーが飲めてゆっくりしていただけけるような仕掛けがあってもいいかもしれませんね。実際にお店をつくるとなると予算の問題や使用素材の材質など様々なことを決めていかないとなりませんので気が遠くなる作業の連続ですが、ひとつづつ積み上げていくしかないのですね。最初の授業から考えると、中川くんにここまでのプレゼンができるとは思いも寄りませんでした。素直に意見を聞きそれを解釈して取り入れ、真面目にひとつづつ積み上げてゆくことの大切さを彼からあらためて気づかされたかなと思います。来年は4回生ですので卒業制作に向けて頑張ってもらえたらいいなと思います。次点として講評させていただいた、片山ゼミのエース上杉くんのファサードです。お店はモノと人との関係性で成り立つ場所です。それをデザインの力でどのようにまとめ上げるのかが肝かなと思っています。エースだからこそ悩む壁を越えて次に行ってもらいたいなと思いました。頑張ってください。。。ゼミ長難波くんのファサードです。3番目かな。。。ディテールを詰められるようになれるといいですね。。。。がんばれゼミ長、、、。。。最後に集合写真です。。。11/3から1ヶ月半の間、ループウィラーに向き合っていただき本当に感謝します。おかげで東京にフラッグシップつくりたいなぁ〜という気持がふつふつと湧いてきました。これからのみなさんの飛躍に大きな期待をしています。この授業がお役に立てたら本望です。。。僕のほうは2020年、21年目、20周年を終えて初心にかえってさらに前へ進めるようにひとつひとつ真摯に積み上げてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。@鈴木さとし